雇用保険料率引上げ等を内容とする改正雇用保険法が、30日の参議院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。
賃金の0.9%を労使で負担する保険料率を段階的に引き上げる。今年4月〜9月は0.95%、10月〜来年3月は1.35%とする。
また、働き方の多様化を後押しする制度も盛り込んだ。労働者が会社を辞めて起業する場合に基本手当を受けられる期間を最大4年に延長する。