厚生労働省は、1日、5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍(前月比0.01ポイント増)となったことを発表した。
有効求人倍率は仕事を求めている人1人に対して、企業から何人の求人があるかを示すものであり、5か月連続で前月を上回り、2020年4月以来およそ2年ぶりの高い水準である。
サービス業の一部や製造業で求人数が回復した。
また、同日の総務省の発表によると、5月の完全失業率(季節調整値)は2.6%(前月比0.1ポイント増)となった。
4か月ぶりの悪化で、転職希望者の増加が影響したとみられる。