警察庁は14日、白ナンバー車を業務に使用する事業者に対し10月から開始するとしていたアルコール検知器による飲酒検査義務化について、当分の間、延期することを明らかにした。
世界的な半導体不足等により検知器が不足しているため、メーカーが延期を要望していた。
義務化の対象は、白ナンバーを5台以上か、定員11人以上の車を1台以上使う事業者で、検知器による検査を運転前後に実施し、記録は1年間保存する。
なお、一定台数以上の白ナンバーの自動車を使用する事業者(安全運転管理者の選任)は、目視などによる飲酒検査は4月から義務化されている。