政府は21日、現在1.35%の雇用保険料率を2023年4月から1.55%に引き上げることを正式決定した。
労働者の料率を0.5%から0.6%に、事業主の料率を0.85%から0.95%に、それぞれ0.1%ずつ引上げる。
コロナ禍で雇用調整助成金の支給が増加し、雇用保険の財源不足が問題となっていることを踏まえ、これまで暫定的に引き下げていた料率を原則に戻す。