政府は、現在使われている健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードへ一体化した形(マイナ保険証)に切り替える予定である。
8日の発表で、マイナ保険証への切替えに伴い、カードを持たない人には被保険者番号や氏名などが記載された「資格確認書」を発行して対応する案を示した。
確認書を使った場合の窓口負担は今と同じにする方針で、発行手数料をとるかは今後詰めていく。
今の保険証の廃止後も、発行済みの保険証を一定期間使えるような措置も、検討する。
また、出生届の提出にあわせてマイナカードの申請ができるようにする改正等も盛り込んでマイナンバー改正法案を月内に決定し、今国会に提出する考えである。