健康保険法などの改正案が13日、衆議院本会議で可決され、参議院に送付された。
同改正案は、後期高齢者医療制度の保険料を所得に応じて引き上げることが盛り込まれている。
今年4月から50万円に増額された出産育児一時金の財源の一部を後期高齢者医療制度から負担する仕組みも導入する。
法案が成立すれば、厚生労働省は後期高齢者医療制度の保険料の上限を、今の上限66万円から、2024年度には73万円、2025年度には80万円に引き上げる方針である。
2年間で全体のおよそ4割の人の保険料が増える見通しとしています。