中央最低賃金審議会は28日、最低賃金(時給)を全国平均で1,002円に引き上げることを決めた(現在の全国平均は961円)。
引上げ額は41円となり、1000円を超えたのは初めて、過去最高額となる。
引上げの目安は、地域の経済状況によって都道府県をA・B・Cの3つのグループに分けて示した。
東京や大阪など6都府県にあたるAの地域は41円。北海道や京都、広島、福岡など28道府県のBは40円、青森や沖縄など13県のCは39円とした。
参考:2022年度の最高額は東京の1072円で、最低額は青森、沖縄など10県の853円