厚生労働省は、2024年度から育児休業者の仕事を引き継いだ同僚に手当を支給した中小企業向けの助成額を拡充する。
育休者1人につき最大で125万円を助成する方針。
月10万円を限度に費用の4分の3を助成。助成期間は1年間で、関連経費分(5万円)と合わせ、最大125万円を補助する。
仕事を肩代わりする同僚への支援を手厚くすることで、育休をより取得しやすくするのが狙いである。
育休社員の代替要員として新規に雇用した場合の助成額も引き上げる。
現在は最大50万円支給されるが、およそ3割増の最大67万5000円を助成する。
雇用期間は最短7日から最長6か月以上まで、代替期間に応じた額を支払う。