連合は19日、2024年の春闘での統一要求の賃上げ目標を「5%以上」とする方針を正式発表した。
2024年の春闘に向けて発表した方針では、基本給を底上げするベースアップを3%以上、定期昇給分と合わせて「5%以上」の賃上げを要求するとしています。
物価上昇を踏まえ、今春闘の「5%程度」より表現を強めた。
ただ、物価上昇を加味した8月の実質賃金は前年同月比2.5%減となり、17か月連続で前年実績を下回っている。
2024年の春闘では物価上昇分を上回る水準の賃上げを実現し、実質賃金の低下に歯止めをかけられるかが焦点になる。