厚生労働省は28日、2023年の賃金実態調査を発表した。
ベースアップや定期昇給による月額賃金の改定額は社員1人当たり平均9,437円(前年比3,903円増)のプラスとなった。
改定率はプラス3.2%(同1.3ポイント増)となり、いずれも比較可能な1999年以降で過去最高を記録した。
同省は、物価高を背景に賃上げに踏み切る企業が増加したとみている。