厚生労働省は、65歳以上の所得上位層の介護保険料に関し、2024年度から引き上げる方針を示した。
対象となるのは年間の合計所得が420万円以上の人で、高齢者人口の4%に当たる約145万人。
現行9段階の介護保険料の所得区分は、「420万円以上」から「720万円以上」までの階層を細分化し、全体で13段階とする。
引上げ分は、低所得者の保険料引下げの財源にする。