政府は12日、育児介護休業法の改正案を閣議決定、国会に提出した。
男性の育児休業取得率開示を義務付ける企業を1,000人超から300人超に拡大し、100人超の企業には取得率の目標値の公表を義務付ける。
子が3歳になるまでテレワークで働ける環境を整えることを事業主の努力義務とするほか、残業免除は小学校就学前までに延長し、看護休暇の取得理由を緩和する。
また、介護離職者を減らすため、40歳となったすべての従業員に介護休業など支援制度を周知することも義務化する。
今国会で成立のうえ、改正項目の大半について2025年4月1日からの施行を目指す。