厚生労働省は19日、過労死等防止対策大綱の見直し案を示した。
繰り返し過労死を発生させた企業に再発防止計画提出を求めるなどの指導強化する。
精神障害で労災認定を受けた労働者の勤務先企業に対する労働基準監督署によるメンタルヘルス対策の指導実施も行う。
フリーランス保護のため仕事の発注者側に対し配慮させる施策の推進、過労死防止の調査を実施、重点業種への芸術・芸能分野の追加した。
また、勤務間インターバル制度「導入企業15%以上」の目標達成時期の後ろ倒し、などが盛り込まれた。
5月に案をまとめ、今夏にも新しい大綱が閣議決定される予定。