テレワークでの長時間労働により適応障害を発症したとして、補聴器メーカーに勤務する50歳代の女性が、横浜北労働基準監督署から労災認定された(3月8日付)。
女性の代理人弁護士が、4月3日の記者会見で明らかにした。
テレワーク中の過重労働による労災認定は異例という。
事業場外みなし労働時間制が適用されていたが、上司から頻繁に業務上の連絡等がありパソコンから離れられない状況で、労働基準監督署は同制度の適用を違法と判断した。
発症前2か月間の時間外労働が月100時間を超えていたことなどから認定されたとのこと。