厚生労働省が8日に発表した2024年5月の毎月勤労統計調査(速報)によると、所定内給与は前年同月比2.5%増え、31年4か月ぶりの伸びとなった。
物価変動を考慮した労働者1人当たりの「実質賃金」は前年同月比1.4%減で、過去最長の26か月連続の減少となった。
賃金の伸びが物価の上昇に追いついていない状況が続いている。