厚生労働省は27日、2024年版の厚生労働白書を公表した。
初めて「こころの健康」を特集し、健康状態にとって最大のリスクを「ストレス」と答えた人の割合が15.6%と、20年間で3倍に増えたことが示された。
こころの不調を学校や職場に相談すると「思う」との回答は8.0%にとどまった。
精神障害による労災認定数は2022年度に710件と過去最多となり、白書では「こころの不調」について対策の必要性を強調した。