29日、全都道府県の今年度の最低賃金が出そろった。
全国平均は過去最高の1,055円で昨年度比51円増となった。
10月以降順次適用される。
最高額は東京の1,163円、最低額は秋田県の951円、引上げ額の最高額は徳島県の84円であった。
国が示した引上げの目安額50円を27県で上回り、1,000円超えの都道府県が16都道府県と倍増したが、人手不足を背景に市場の時給水準は最低賃金を上回って推移している。